DIARY
フリーオンラインカードゲーム「WORLFARD」ver.0.9.4 リリース
フリーオンラインカードゲーム「WORLFARD」ver.0.9.4をリリースしました。
前バージョンからの変更点は主に、
・新規カード12種を追加
・一部既存カードのパラメーター、スキルを調整
・観戦中に右下の旗アイコンをクリックした場合、ルームに戻るように
・ロングスペルの対象を取る起動型スキルを『妨害』で防げるように
・裏向きのカードはオーナーによらずコントローラー側の表示方向にするように
・対戦中のドローの動作を若干変更
・一部称号の獲得判定が間違っていた不具合を修正
・オーナーが相手のスペルカードを詠唱した場合、自分の墓地に送っていた不具合を修正
・CPU対戦でデッキ指定の場合、相手が固定されていた不具合を修正
・称号を設定しない状態で対戦を開始すると落ちていた不具合を修正
・CPUが「暁鴉ムーニン」のスキル、「ダークネビュラ」のタワースキルを使用した場合、落ちていた不具合を修正
となっています。
■「Worlfard」ver.0.9.4 ダウンロード
worlfard_v094.zip (7.76MB)
■差分ファイルver.0.9.3⇒ver.0.9.4 ダウンロード
def_ver093_ver094.zip (954KB)
※ver.0.9.3以降をダウンロード済みの方はこちらの差分ファイルをダウンロードし、
解凍後、中身をver.0.9.3以降のフォルダ内に入れ、全て上書きするだけでアップデートすることができます。
(ver.0.9.2以前のバージョンの方はver.0.9.4をダウンロードした後、
SaveDataとDeckフォルダ内のデッキファイルをコピペすることでデータを引き継げます)
えー今回はバグフィックスメインのつもりだったのですが、
途中まで作っていた分が少しあったので、少し作り足して、新規カードを12種追加しました。
但し、かなり急だったのであまり納得のいくデザインになっていなかったりします。特に、サルートビーとか。
ので、今後もしかしたら根本的に作り直すカードが出てくるかもしれません。
機能的には、観戦中に旗アイコンを押すと、今まで接続を切ってルームから出ていたのですが、
今回から一旦ルームに戻るようにしました。
対戦の途中からルームに入って追っかけ再生中に対戦が終った場合なんかにお使いください。
普通に観戦中にルームから抜けたい場合は、
一旦ルームに戻って、そこから退室ボタンを押せば抜けることができます。
今後の予定としましては、第4章の残りカードが18枚なのでサクットそちらを終らせる予定です。
今回追加カードが全部テキスト絵なので、それらの改善も行わないといけないのですが、
それらに関しては作業の合間に少しずつ描いていこうかなと思っています。
ロビーデータの統計
実は、ロビーでの対戦データは結構前から取ってはいたのですが、
手動で分析するのが手間だったので、放置していました。
今後の調整とか新規カードの方向性とかを探るためにも、
データ分析できるといろいろ役に立つので、
今回分析用のツールを作って統計を取ってみました。
古いデータを参考にしても意味無いので、ver.0.9.3リリース辺りからのデータを使っています。
■期間
2011/09/13〜2011/09/20(未明)
※5戦ほどver.0.9.2のデータも入っています
■対戦数
全対戦数:136戦
有効対戦数:124戦
※切断、10ターン以下のサレンダーで終了した対戦は統計から除外しています
■決着内訳
ライフ切れ:81.5%
デッキアウト:4.8%
サレンダー:13.7%
■時間
平均対戦時間:15分38秒
平均決着ターン:19.5ターン
対戦時間が15分と意外と理想時間だったりするのに驚きました。
ある程度、ゲームを短くする方向の調整が効いてきているのでしょうか。
まぁ、以前の統計データがないので本当に短くなっているのかはわからないのですが・・・。
内容が伴っているなら12分とかでも全然いいと思っているので、
全体の方向としてはまだ縮める方向で調整していっていいかな。
■先攻後攻選択
じゃんけんで勝ったとき、どちらを選択するか。
先攻選択:66.1%
後攻選択:33.9%
前からちょっと思っていたのですが、
ルール上どのくらい先攻と後攻で有利不利があるのでしょうか。
先攻が後攻の倍近いデータが出ていますが、どうなんでしょう?
なんかみんなあまり深く考えずに先攻を選んでいる気もするのですが・・・。
今後、このデータと勝敗の関連性とを合わせて検証してみたいです。
■デッキ
平均デッキ枚数:42.7枚
平均カード種:17.1種
平均1種枚数:2.5枚
前回大会と比べると若干上昇していますね。
これは60枚デッキの方が結構居たのが影響しているでしょう。
1種平均が2.5枚というのは1〜4枚が丁度満遍なく分布してるってことなんでしょうね。
4枚挿しの影響でもうちょっと高くなるかと思ったんですが、
結構1枚挿しなんかも多いのでしょうか。
■属性
属性 | 投入枚数比率(%) | デッキ数(デッキ) | 投入ポイント(投入枚数/デッキ数) |
---|
火 | 16.6 | 31 | 56.6 |
水 | 19.0 | 34 | 59.0 |
風 | 10.6 | 16 | 70.3 |
地 | 17.5 | 39 | 47.5 |
光 | 14.3 | 18 | 84.1 |
闇 | 22.0 | 49 | 47.5 |
※今回はデッキ内に50%を超える枚数があった属性をデッキ属性としています。
どの属性も50%を超えなかったデッキは61デッキありました。
投入枚数は、前回大会のデータと比べると火、風が大きく下がり、
地と光が増え、闇は倍増しています。
6属性が満遍なく分布すればそれぞれの投入枚数比率は16.6%になるので、
風と闇以外の動きはその方向に動いていると言えるでしょう。
投入ポイントの高さが、メイン属性以外でどれくらい採用されるかの指標のひとつになりますが、
そのトップを風が光に明け渡しているあたりが、風の後退の原因でしょうか。
ブフードラッパー、誕命のジーンなどの光の良サポートカードが伸びてきているのが原因でしょう。
闇の倍増は、使用デッキ数が最大であったりするところからも推察できますが、
サンプル数が少なくかなり特定のプレイヤーの動向に影響されるという部分も大きいと思います。
他にも使用度が大きく向上しているカードがありその影響かもしれませんが、それらについては後述します。
■投入枚数
投入枚数(枚) | カード名 |
---|
254 | ソウルバット |
172 | スカーレットエイサー |
162 | 泡の中の小人ボルム |
154 | ネクロマンシー |
151 | クリスタルアーマー |
145 | ワーカホリック |
143 | アビサルシャーク |
137 | フェンスガード |
136 | ユグドラシル |
134 | 火球―ボーライド |
ソウルバットが異常なまでの値をマークしています。
今回統計を取ったデッキが248デッキだったので、平均で言えば全デッキに1枚以上入っていることになります。
XSを除けば闇だけLV1のユニットが1種しかいないことも影響しているでしょうか。
ボルムやワーカホリック、クリスタルアーマー、フェンスガードなどの急上昇は、
最近受け身系のデッキが増えてきているのを如実に表しています。
また、新規カードでは火球がTOP10に入ってきています。
平均投入枚数が3.8枚で入れるならほぼ4枚積みという感じなので、
通常の除去スペルとしての採用より、コレをメインにしたスペルバーンでの採用が票を伸ばしたのでしょう。
結構皆さんバーン好きなんでしょうかね。ガン待ち系デッキへの対策もあるのでしょうか?
ちなみに前回TOP10で今回ランク外のカードはこんな感じになっています。
前回(位) | 今回(位) | カード名 |
---|
1 | 15 | 光剣のクラウソラス |
3 | 83 | 翼骨のブーメラン |
4 | 23 | 時送空転 |
4 | 69 | ヘファイストス |
6 | 45 | クロックドゥール |
6 | 31 | 水没都市 |
9 | 26 | グリグリ |
9 | 12 | ファラオマウ |
9 | 20 | ヴォジャノーイ |
ヘファイストスとブーメランが大きく評価を下げたといったところでしょう。
ブーメランについては、当時の評価が異常に高く、むしろやっと妥当な評価に落ち着いたという感じです。
ヘファイストスについては弱体化が入った影響で下がっているでしょう。
まぁ分相応なところに行ったといえるでしょう。
■採用数
こちらはデッキに入っていたトータルの枚数ではなく、どれだけのデッキに1枚以上入っていたかです。
採用数(デッキ) | カード名 |
---|
73 | スカーレットエイサー |
73 | 時送空転 |
69 | ソウルバット |
64 | 泡の中の小人ボルム |
64 | ネクロマンシー |
59 | エリクシル |
51 | リサイクルサークル |
49 | クリスタルアーマー |
47 | ボリスティックウェーブ |
46 | 屍揮妃マリーネット |
採用数では汎用性の高いカードがランクインしてくるわけですが、
リサイクルサークルはその中で異質に見えますね。
火球軸のスペルリサイクルでの採用などが影響しているでしょうか。
また、前回大会では投入枚数の少なかったボリスがここにランクインしているのは面白いですね。
やはり一定の評価はされているということでしょうか。
エリクシルの急上昇は下のハートでの採用が主でしょう。
■ハート採用数
採用数(デッキ) | カード名 |
---|
59 | エリクシル |
56 | 時送空転 |
35 | 覚醒 |
30 | 魔人ヘイトレッド |
26 | ジャックオランタン |
23 | ブフードラッパー |
23 | 金声鳥オルムキュグヌス |
22 | スカーレットエイサー |
22 | 黄昏鴉ヒューギン |
20 | ミセリコルディア |
なんと不動の1位かと思われた時送を追い抜いて、エリクシルが一気にトップに躍り出ました。
私的にかなりエリクシルはハート押しのカードだったのですが、ここまで躍進するとは。
やっぱりあれでしょうか、CPUデッキのハートにエリクシル入れまくったので、
それを見た初心者の方がこぞってまねした感じなのでしょうか。
覚醒なんかも同じ理由での躍進のような気がします。
ランク外を見ていくと、大体上位は通常のカードより、
ハートにあることで特別なメリットを持つタイプのカードが占めるのですが、
その中でグロウタークイーン、ガネーシャ、クエイクゴーレムなんかの地の大型が、
他属性の大型ユニットと比較してかなり高い位置にいるのが面白いです。
地の戦い方の特徴や各属性ごとの戦い方の違いがよくわかるデータです。
■使われなかったカード
使われなかった方のカードを見ていくと、
投入枚数が10枚以下だったカードが50種、5枚以下が24種、0枚だったのが6種でした。
下位24種の中にXSのカードが6種あるので、ここらへんはまだ使えないためという要因も多少あるかと思います。
1週間という短い期間で使われなかったカードが6種(内XSが2種)というのは、
結構いい結果といえるのではないでしょうか。
まぁ、結構新規カードの中に下位に居るカードがちょこちょこいるのが痛いところではありますが・・・。
とりあえず、こういうデータを見ながら次の新規カードを作っていこうかと思っています。
ただ次回更新時には既存カードにはあまりバランス調整は入れないと思います。
調整は新規カードを入れて、環境が変った後、また様子を見て行っていきたいと思います。
フリーオンラインカードゲーム「WORLFARD」ver.0.9.3 リリース
フリーオンラインカードゲーム「WORLFARD」ver.0.9.3をリリースしました。
前バージョンからの変更点は主に、
・一部インターフェイスを改良
・オンラインで対戦中のルームに入った時、その対戦を観戦できるように
・CPUとの対戦成績を記録するように
・対戦時の背景の設定機能を実装
・既存カードのパラメーター、スキル等を調整
・一部カードイラストを変更
・一部称号の獲得条件を緩和
・一部通信処理方法を若干変更
・一部称号の獲得判定が間違っていた不具合を修正
・スタートフェイズ、エンドフェイズ時にスタックの処理をしていなかった不具合を修正
・「セントールの射手」のタワースキルの処理でCPUが落ちる可能性があった不具合を修正
・「悪魔との契約」に実装されていないスキルが記述されていた不具合を修正
・観戦時、対戦者がサレンダーで終了した時、正しくない称号判定等がされていた不具合を修正
となっています。
■「Worlfard」ver.0.9.3 ダウンロード
worlfard_v093.zip (7.69MB)
■差分ファイルver.0.9.0⇒ver.0.9.3 ダウンロード
def_ver090_ver093.zip (2.11MB)
※ver.0.9.0以降をダウンロード済みの方はこちらの差分ファイルをダウンロードし、
解凍後、中身をver.0.9.0以降のフォルダ内に入れ、全て上書きするだけでアップデートすることができます。
今回は途中入室時の対戦の追っかけ再生がメインでしょうか。
これで対戦が終るまで待っている時間を無駄にしないで済むでしょう。
タイトル画面用の背景を描いたので、ついでに対戦中の背景を変えられるようにしました。
デフォルトでランダムになっていますが、オプション画面から設定を変更することができます。
あと、称号の獲得条件を少し緩くしました。
各カードの使い込み称号は最低でもそれぞれ二段階はあるのですが、
これで少し2個目の称号が取りやすくなったと思います。
今後の予定ですが、
そろそろ新規カードの追加が必要かなと思いますが、
まだ追加したい機能があったりするので、それと合わせてやっていこうと思います。
初めての方へのチュートリアル講座1
◆ステップ1:操作方法を覚える
とりあえず、CPUと対戦してみる。画面見るだけで出来るだけわかるようにしてあるので、
マニュアル読まなくても大概のことはわかると思います。
具体的な操作方法は左クリックと右クリックだけでOK。
カードを左クリックすると、コマンドが表示されますので、それを選んで操作していきます。
カーソルをカードに合わせるとそのカードで出来ることのアイコンが表示されるので、それを目安にするといいでしょう。
やることがなくなったら、右クリックでフェイズを移行する。
おまけで、タワーや墓地、ソウルなどのカードが重なっているところはダブルクリックすると隠れているカードが見えます。
◆ステップ2:独自要素「タワー」を覚える
タワーというのが1ターンに1枚出せて、これがコスト源になります。
基本的にはmtgの土地、デュエマのマナなどをイメージしてもらえばいいでしょう。
ユニットを召喚したり、スペルを詠唱するにはそのレベル分のコストを払う必要があります。
コストはタワーをブレイク(横にすること)して支払います。
使うカードと同じ属性のタワーを含めないといけないとかいう制限はありません。
同じ属性のタワー上に置くと、ユニットはVIT+1、スペルはコストが1点下がります。
しかし、ユニットはタワーをブレイクするとき一緒にブレイクしてしまい。
また、上のユニットがブレイクしているときはタワーをブレイクすることができなくなるので、
なんでも乗せるのではなく、コイツは重要!というユニットだけ乗せるといいでしょう。
◆ステップ3:独自要素「AGI」を覚える
ユニット同士の戦闘ではAGIというのが重要になってきます。
AGIは移動範囲、射程距離と考えればいいでしょう。
攻撃する時は相手の陣地に、ブロックする時は自分の陣地内にサッと移動して戦闘を行います。
AGIが0のユニットは攻撃しに行ったり、ブロックしに行くことが出来ないので注意が必要です。
相手から狙われたユニットは相手のユニット以上のAGIがあれば、ブレイクして回避することもできます。
ちなみに、メインフェイズに出来る「移動」というコマンドは、AGI0のユニットでも行うことが出来ます。
トロくてもゆっくり着実に移動できるのです。
とりあえず、これだけ知っていれば、後はCPU戦を何度かやっていけば、
どういう風にプレイしていけばいいかはわかるようになると思います。
フリーオンラインカードゲーム「WORLFARD」ver.0.9.2 リリース
フリーオンラインカードゲーム「WORLFARD」ver.0.9.2をリリースしました。
前バージョンからの変更点は主に、
・既存カードのパラメーター、スキル等を調整
・一部カードイラストを変更
・CPU対戦を改良
・いくつかの称号名と称号の獲得条件を変更
・称号「寡黙な」の獲得判定が間違っていた不具合を修正
・ロビー内でルームリストが消えることがあった不具合を修正
・「オルトロス」のスキルが破壊時発動しなかった不具合を修正
・「灰燼の使徒レイオウ」のタワースキルが消えていた不具合を修正
・「戦陣のコロッセオ」の効果が破壊されても継続されていた不具合を修正
・対戦準備中、使用デッキ決定後、ホスト以外はデッキが変更できた不具合を修正
・オンラインで称号の「末尾を削る」設定が正しく反映されていなかった不具合を修正
となっています。
■「Worlfard」ver.0.9.2 ダウンロード
worlfard_v092.zip (6.84MB)
■差分ファイルver.0.9.0⇒ver.0.9.2 ダウンロード
def_ver090_ver092.zip (987KB)
※ver.0.9.0以降をダウンロード済みの方はこちらの差分ファイルをダウンロードし、
解凍後、中身をver.0.9.0かver.0.9.1のフォルダ内に入れ、全て上書きするだけでアップデートすることができます。
今回はメインはカードの調整でしたが、CPU対戦に関しても若干改良しています。
オフラインでも称号が獲得できるようにするための最低限の措置であり、
AIの中身自体の改良ではないので、プレイングはまだまだアホな子達です。
生暖かく見守るようお願いします。
今後の予定ですが、
新規カードの追加を行うか、システム面の改良を行うかちょっと迷っています。
棋譜機能の実装を考えていますが、これはそれほど手間は掛からないのではないかと思っているのですが、
それほど要望があるわけではない気がするので、どうしたものかな〜・・・。